応用プロジェクトⅠ2015
構成メンバー
画像をクリックすると役職・他メンバーによる他己紹介・本演習の感想が表示されます。
役職:横浜市長(市役所) 他己紹介:談笑中のにこにこ穏やかな見た目とは裏腹に、自らを追い込むセルフブラック気質と強い責任感を身体になみなみ湛えています。そんなとこも自覚があるのかないのか・・・たぶん社基で一二を争う隠れた天然です。市長として真面目に、頑固なこだわりも持ちながら計画に調整にと駆け回ってくれました。ほんとにお疲れ!! 本人感想:市長という役廻りで、至らない点、反省すべき点が多く残るものとなってしまいましたが、得るものも多かったと思います。今回は自分の納得いく答えには到底たどりつけませんでしたが、この経験を将来の自分に生かせるよう、これからも考えて、動き続けていきたいと思います。ありがとう横浜。
役職:副市長(市役所) 他己紹介:顔良しスタイル良し頭良し、応プロでも副市長としてそのスペックの高さを十二分に発揮した中島。見た目は普通の好青年。しかし、感情がない。決して無表情や冷酷なわけではない。ただ彼の都市計画は血が通っていないように見えるほど完璧なのだ。そのぶれない精神は多くの学科民からの厚い信頼を磁石のように引き寄せる。 本人感想:暗闇の中の平面上を走り続けた感覚に近い。一瞬光が見えた方向に走り、また光を探して走るということを繰り返した。ある程度自分が望んでいた方向には進むことができたとは思うが、あくまで自分が望んでいた方向であった。皆が皆それぞれ。つまり「刺激的な経験」ではあり「刺激的な結果」ではなかった。
役職:副市長(市役所) 他己紹介:今回は副市長を務めたが、彼に補佐役は役不足であった。組織の中に埋もれてしまうにはアクが強すぎるのだ。猟奇的な探究心と向上心を持ち、常に深く思索を巡らせている。教養に裏打ちされた彼の話は筋が通っていて、誰もが耳を傾ける。世が世なら偉大な宗教家として歴史に名を残しただろう。 本人感想:結局、眼前の人間と空間に命を懸けて関わらないと、手前の人生は面白くならない。上辺のキャラにも、画面の中の自分にも、口上の信念にも、物語の世界にも、どこにも「自分」はいない。この演習は、都市を時空を超えて凝視することで、初めて自分に対峙できるという、「かがみ」のような演習でした。
役職:市民課長(市役所) 他己紹介:今学期最も自分を追い込んでいた人の一人。数々の演習に加え、音楽活動にも勤しみ、毎日寝る間もなかったはずなのに、いつも笑顔でみんなを癒してくれました。彼女がいなかったらいくつもの気まずい状況が生まれていたでしょう…。そんな女神のようなお方ですが度を越すと堕天されるのでお気をつけて。 本人感想:最終発表から一月経っても感想をまとめられずにいます。それ程多様なことを考える、都市の面白さ(難しさ)を実感する演習だったと思います。自身の成果についてはまだ深まり不足で満足出来ていません。・・・が、それはさておき、一緒に取り組んできたみなさまに精一杯の感謝とお疲れさまの気持ちを・・・。
役職:市街地整備課課長(市役所) 他己紹介:普段は世の中をなめた感じの言動をしているが、実は横浜のまちについて真剣に考えて悩む熱い男。日々あらゆるものの答えを求めていろんな人と話したり、フィールドワークをしたりして努力を惜しまず苦心している。横浜の郊外でビデオカメラを向けるとおもむろにその胸の内を語り出すらしい、、、 本人感想:答えの無い問題に答えを出すこと、それがこの演習では求められていました。空間だけでも数字だけでも都市は読み解けない。論理だけでも情緒だけでも都市は計画出来ない。持てる全てを使って都市という不可思議な存在に立ち向かう。知識やスキルを超えて人間性まで問われる営為でした。楽しかったです。
役職:文化観光課長(市役所) 他己紹介:サンリオの某キャラクターき○みちゃんというあだ名が浸透中!?なにかといじられることが多いけど、無茶振りにも笑顔で反応してくれる懐の深さゆえ。応プロでは現地調査、計画作りと精力的に動いていた。言葉少なにじっくり丁寧に考える姿が魅力的。1年を通して一皮むけた彼女のこれからも楽しみ! 本人感想:横浜の中の特定の地域1つについて考えていた基礎プロジェクト1から一歩進み、横浜という都市全体やその中での各地域の在り方を学び、考える貴重な機会になった。その規模の大きさからも自分自身詰めきれなかった部分もあって、悔しい部分もありつつ、以前の自分よりも一つ前へ進めたのかなとも思う。
役職:総務課長(市役所映像班) 他己紹介:サブウェイあいつそう呼ばれてる 雲の上届くまるでエレキテル 黙々と作業打ち込めるスキル ゾクゾクする偉業となるスリル 横浜まで一人で自転車ペダル回す姿マジで真剣だ 市長とイラレで粉骨砕身 若干抜けてるポンコツな偉人 本人感想:横浜という大都市の都市計画を考えるのは、規模が大きくて先の見えない作業でした。大岡川沿いに歩いていく中で一つの都市にこれだけの要素があるのかと驚きました。一つ一つの項目を地道に調べ、各地域に実際に赴くことで、わずかですが都市というものを捉えられるようになったと思います。
役職:プロモーションプランナー(市役所映像班) 他己紹介:瀬尾政隆。讃岐が生んだこの傑物の名を貴方は記憶しておくべきだ。双眸に徒ならぬ疲労を宿しつつも、内なる自分との不断の対話によって生み出される彼の作品は、凡夫が思いもよらぬ機智と画意とに溢れているからだ。彼の高らかな笑声を聴く者は幸福である。それは彼が思索の極に達した証であろうから。 本人感想:あれから1か月がたとうとしている。僕は何か成長できたのだろうか。きっと、僕たちが得たものはだれもうまく説明できないものなんだろう。僕たちは一心にcomputer screenを覗きこみながら、そこに表示されようがないものを得たんだ。
役職:プロモーションプランナー(市役所映像班) 他己紹介:人を厭わず沢山の笑いと和みを与えていく立ち居振舞い、彼女の纏う余裕が尖った個を包んでくれていた。彼女自身には不満があったかもしれない。それでも我々を記録し続けてくれた。溢れ出るセンスを感じさせる映像で我々の心を動かした。満足感の一要因は彼女の撮った作品だと皆が答えるだろう。 本人感想:都市計画に全力で取り組むメンバーを近くで見ていて、同じ学生とは思えない能力の高さに常に圧倒されてきました。人と都市計画をつなぐ手段のひとつである映像というアウトプットにおいて、彼らの横浜への情熱やこれまでの努力、私自身の思いもすべてまるごと伝えていければと思っています。
役職:所長(交通事務所) 他己紹介:交通計画事務所の所長。トップとして指示を与えるというワンマンではなく、所員と共に議論を交わしていた。普段のラウンジを見ただけでは誰が所長か分からなかっただろう。しかし、フラットな雰囲気から生まれた事務所内の様々なデータが、全体の都市計画に前進をもたらしたことは間違いない。事務所から全体に情報が届く場合は常に彼がいた。 本人感想:みなとみらいの取り澄ました高層マンションに面白みはない。人生の真実は混沌と喧騒の旧市街、そして寂寥漂う郊外の中にある。都市計画はパンとサーカスだというけれど、マイナスをゼロに、さらにプラスにすることは本当に難しかった。
役職:公共交通プランナー(交通事務所) 他己紹介:社基のブレイン、ひたすら真面目に、努力を惜しまずに、誰よりも1年間横浜を考え続けていたのはこの森田さんです。一貫して郊外の生活について考え抜く。現地に赴く。プログラムを動かす。その全てへの真摯さに、頭が上がりません。 本人感想:やるぞと思って手を動かし始めても結局は上手くいかないことの繰り返しで、都市を理解することは本当に難しいと実感しましたが、思うような結果が出せないことへの不甲斐なさや後悔も含めて、これだけのメンバーと一緒に取り組めたことは良い経験になったと思います。
役職:計算部長(交通事務所) 他己紹介:「交通班って大変そう」 僕は1号館のラウンジで山本くんにいった。 「でもおれそんなプログラミングとか書いてないんよね、だって、、」 視線の先には食い入るようにパソコンを覗き込む後藤くんがいた。クラシック音楽が聞こえてくる。 「交通班の影の支配者」 僕はかすれた声でつぶやいた。 本人感想:データの分析は行った、計画は立てられなかった。 計算は行った、表現ができなかった。 様々な失敗をした、それでも心は折れなかった。 知り得ぬ因果の下に巡り会い、理解し難い概念の解の存在しない問いに向かい続けた。 優秀な仲間に恵まれた。得るだけでなく何かを与えられただろうか。
役職:所長(デザイン事務所) 他己紹介:「変わっていて面白いやつ」典型的な言葉を並べれば、この一文が一番近いだろう。しかし彼の個性はそんな言葉を圧倒する。奇抜な発想と驚異的な行動力により創り上げられる作品は芸術に近い。さらにそのような独創性とは裏腹に、全ての行動の原点は他者への思いやりに基づいているのである。恐るべし。 本人感想:沢山の果実を収穫した 応プロ1は大きくて赤いりんご その果実たちを ミキサーの中に入れた ずっとミキサーを回すスイッチを探していた 美味しいジュースにして飲むために けれどもとうとうスイッチは見つからなかった
役職:ランドスケープデザイナー(デザイン事務所) 他己紹介:今やその名を知らぬ者は人為らざる者か, Taro Okamoto, Tadao Andoと並ぶ,日出処発祥, Tokio Morimoto. 水のように風のように時のように,そして恋のように流転する彼の感性は, 他の追随を許さない. 本計画では所属のデザイン事務所を発ち, 個人事務所の旗棚引く中, 旧市街トラム, 弘明寺ロータリー広場, 馬車道SOS(編集註:Small Open Space)など, 多くのデザインを手がけた. この名が全銀河に轟く日は, 近い. 本人感想:自分が何をしたいのか、何をすべきなのかがよくわからないまま狼狽し、何かをやりきる、ということが最後までできなかったのはとても悔しいですし、非常に申し訳ないです。でもまあ最後に少し暴れまわって、自分の存在の痕跡を残せたのは良かったと思います笑
役職:都市デザイナー(デザイン事務所) 他己紹介:北川まどか以上に「猛者」という言葉が似合う者はいないだろう。他の人が思いつかないアイディアを次々と生み出す豊富な発想力と独自のセンスが光る。そしていざ思い立った彼女を止めることはもう誰にも出来ない。納得がいくまでとことん突き詰める根気は、敬意を表するに値するだろう。 本人感想:個人・チーム・グループとして何をすれば良いのかを適宜判断し、全員がそれぞれ主体性を持って行動すること、それができるような雰囲気をみんなで作っていくことが大切だと感じました。個人的な反省はあげればキリがないけれど、この演習に参加できて本当に良かったです。先生方と、みんなに、心からの感謝を込めて。ありがとうございました。